土曜は、父方の祖母の三十三回忌だった。
仕事で、熊本に帰ることが出来ず、参列もかなわなかった。
「ONE PIECE」のヒルルクではないが、
人の死は、忘れられた時、だとすれば、
自分が生きている間は、祖父母のことは、忘れずにいよう、と思う。
無名の人生、顔を合わせられる親、子、孫の三代が、いいところだ。
明治、大正生まれの祖父母の思い出、墓、位牌、遺影、遺された写真。
祖父母は、どんな人だったか、コータ、かのに話す日が、
いつかあるかもしれない。
ただ、その時に、話せるくらい祖父母のことを知っているか、
となると、かなりあやしい。
でも、ありきたりだが、覚えていることが話せれば、いいかな、と思うのだ。
今夜は、満月。敬老の日も近いし、今週は近所の神社の秋祭りもある。
ちょっとだけ、自分の時間の流れよりは、長い期間に思いをはせて、
やはり、子どもたちの明るい未来を願わずにはいられない。
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