2010年12月22日水曜日

スコラ再放送

番組宣伝ですm(__)m 
すべてNHK教育での再放送です。 
ご覧いただければ幸いです。 

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12月28日(火)午後10時00分 
「スコラ特別講座(1)3教授が語る“スコラの喜び”」 

「スコラ 坂本龍一 音楽の学校」 一挙再放送決定! 
1月3日(月)午後10時から11時56分  
「バッハ編」(1)~(4) 

1月3日(月)午後11時57分から翌午前1時53分  
「ジャズ編」(1)~(4) 

1月4日(火)午前1時54分から午前3時50分  
「ドラムズ&ベース編」(1)~(4) 

http://www.nhk.or.jp/schola/

2010年12月17日金曜日

『クォンタム・ファミリーズ』東 浩紀

『ニッポンの思想』を何度かぐるぐると読み返して諦め、
『クォンタム・ファミリーズ』を読んだ。



並行世界のアイデアは、これまでにも好きなSF作品でも
読んで来たけれど、ずいずいと魅き込まれてしまったし、


正直、用語がよくわからないところもたくさんあるのだけれど、
すごくざっくりというと、今を誠実に生きること、
という当たり前のメッセージを受け取った。


東さんは、年明けから放送されるアニメ『フラクタル』の
原案を担当されているとのことだが、放送されるコンテンツとして、
どんなものになっているのか、ちょっと見てみたい。

2010年12月15日水曜日

つんどく

最近、会社のフロア改修があり、書類、資料その他を整理したら、
買っていたのに読まずに棚に積んであった本、2冊が出て来た。



ニッポンの思想』佐々木 敦

『クォンタム・ファミリーズ』東 浩紀

まず、ニッポンの思想』から読み始めているのだが、
頭に入ってくるまで、何度も文字面を追うことを繰り返している。
一度、斜め読みして、「こういうことが書いてあるんだな、多分」
というあたりをつけて、最初からまた読んでいる。
文章中に出てくる用語が、ちゃんと説明されているのだが、
同じ用語なのにいちいち止まって、
元のページに戻る、をやっていてなかなか進まない。

これまで、大学生のとき、参考文献としては読んでいても、
積極的にこの類いの本を読んでこなかったこともあって非常に苦労している。
ただ、佐々木さんの文体は、分かりやすいので、
取りあげられている、浅田 彰、中沢 新一、蓮實 重彦、柄谷 行人、
福田 和也、大塚 英志、宮台 真司、といった人たちの著作を
もうちょっと読んでいれば、もっと楽しめるだろうと思う。
というか、この本を読んでなんとなくそういうことなんだ、で
終ってしまいそうだけど。

2010年12月2日木曜日

山崎 貴監督だから「ヤマト」を見た

山崎 貴監督だから「ヤマト」を見た。 

突っ込みどころはたくさんあるのだが、 
アニメ「ヤマト」の世界観を借りての実写化の試みを楽しんだ。 
ヴォイスキャスト、宮川泰さんの音楽の使い方、 
ささきいさおさんのナレーション起用などはゾクゾクしたし、 
特に、柳葉敏郎の真田さん(ヴォイスキャスト:青野武さん)への 
深い想いが感じられ、そのシーンは、ちょっとウルッときた。 

脚本は、アニメ「ヤマト」を見てきた層へのサービスを含め、 
「ヤマト」「さらば」の要素を散りばめつつも、 
物語、人物の設定を新たにした分の苦労を感じた。 
例えば、イスカンダルに辿り着くまでがあっけなく、 
もう少し時間の経過を見たかった、と思う。 

白組のVFXは凄かった! 
残念なのは、権利的な問題もあるのかもしれないが、 
時計のクロノグラフ的な松本零士メカデザインが 
唯一、アナライザーくらいで、取り入れられなかったことだ。 

山崎監督には、もうほんとにそろそろオリジナルでSF作品を 
作って欲しい、と思う。それだけの実績は築いてきたのだし、 
映画会社、制作会社にも、そろそろ、腹をくくって欲しい。 
監督のオリジナル『鵺』は、企画だけで終って欲しく無い、と切に思う。