2011年12月19日月曜日

schola tv シーズン2とムーンライダーズ

約6ヶ月、どっぷり「スコラ」漬けの日々だった。 

並行している仕事も当然あったが、 
現場のプロデューサーとしては、 
予算、スケジュール、制作体制の管理だけでなく、 
資料書籍を読み、CDを聴き、勉強もしたし、 
スタッフとも、かなり話をした。 

311以降、仕事でも、いろいろ悩んだ。 
が、「スコラ」を通して、41歳にしては青臭いが、 
この世界には、まだまだ“楽しい”ことたくさんあって、 
(音楽もその一つで)知ること、考えること、体を動かすことは、 
生きるよろこびに溢れているとあらためて思うようになった。 

それを一番伝えたいのは、 
まだ「スコラ」をみてもわからない 
5歳のコータと、2歳の娘かの、だ。 

たくさんの「いいなぁ」、と思う曲に出会ったが、 
その中でも、二人にいつか聴いて欲しいものをメモ。 

・「ハイドンの名によるメヌエット」ラヴェル 
・「ピースピース」ビル・エヴァンス 
・「タイム・リメンバード」ビル・エヴァンス 
・「ボレリッシュ(ピアノ)」坂本 龍一 
・「版画 塔」ドビュッシー 
・「ピアノ協奏曲ト長調 2楽章」ラヴェル 
  (アルゲリッチ)(ハービー・ハンコック) 
・「弦楽四重奏曲第15番 第3楽章」ベートーヴェン 

・「パラード」エリック・サティ 
・「交響曲第41番 第4楽章」モーツァルト 
・パーヴォ・ヤルヴィ指揮のベト9(映像) 

続きは、どうなるのかは、まだわからないが、 
なにかの形で、音楽にかかわることをやっていくだろう。 

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12/17は、ムーンライダーズの活動休止直前の 
最後のホールでのライブの取材。 
ライブ自体は、wowowさんの中継チームだったので 
久々に自分もカメラを持ってバックヤードを撮影した。 

「アマチュア・アカデミー」からのリアルタイムファンとして、 
(1984年のNHK FM教授の「サウンドストリート」で、 
聴いたのが、一番最初だ、と思う。) 
「アニマルインデックス」、「ドントラ」、 
「最後の晩餐」、「AOR」からのナンバーには仕事を忘れそうになった。 
演奏が終った後、舞台のスクリーンに写し出された 
三日月のビジュアルにモーショングラフィックで 
歌詞の断片が写し出されるエンディングが一番、グッときたかもしれない。 

紡ぎ出される歌詞とサウンドに何度も揺さぶられました。 
お疲れさまでした。ありがとうございました。 

12/30の新宿タワレコのルーフトップライブも 
記録撮影のコーディネイターとして、 
1カメラマンとして、その場にいます。 

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YMOとムーンライダーズ…、 
10代のころに偶然に耳にして、 
憧れたミュージシャンのみなさんと 
単なる偶然の積み重ねで、映像を通して 
仕事をしている今を噛み締めつつ、 
子どもたちの未来に向って、自分なりに“場”を作っていきたい。 

今年、よく聴いた音楽に関しては、また別日にでも。

2011年12月16日金曜日

スコラ坂本龍一音楽の学校シーズン2最終講義

12/17(土)Eテレ23:00〜
スコラ坂本龍一音楽の学校」ロックへの道 編 第4回

シーズン2の最終講義は、
日本における「ロック」の成長の軌跡を学びます。(駆け足でm(__)m)


エリック・クラプトンやマイケル・ジャクソンにカバーされ、
そのロックらしさを認められる「ビハインド・ザ・マスク」を例にとり、
坂本さんが、ロックのエッセンスを解析します。
ワークショップでは、生徒たちが「ビハインド・ザ・マスク」のカバーに挑戦!


ご覧下さいm(__)m