2009年12月31日木曜日

よいお年を!

娘が7月に生まれ、にぎやかな家庭になりました。
あまり、いっしょにいられないのが、残念ですが、
その分、いっしょの時間を大切にしたいと思っています。

仕事では、「星新一ショートショート」がエミー賞受賞、
DVD、絵本にもなりましたし、新作も1/2放送。
「太宰治名作短編集」も、ありましたし、
K1さんのアルバムの初回特典DVD制作の制作、
来年度放送ですが、もうこの方々と仕事できたら
辞めてもいい、とさえ思っていたことも実現しました。
スケジュールがままならず、胃の痛い日々もありましたが、
来年は、新しいことに挑戦したいです。

みなさま、よいお年を!
そして、お会いしましょう!

2009年12月29日火曜日

忘年会も納会も

忘年会、納会どころではなく・・・。
年明けの収録が終るまでは、気が抜けない。

2009年12月25日金曜日

クリスマスイヴの夜

数日前、「じいじのとこへ行く」とコータがいってしまい、
帰ってくるのは日曜と聞いていたし、
仕事もあってクリスマスイヴは、ひとりかなぁ、と思っていた。

夕刻から夜に六本木での打ち合わせして帰社、
妻に電話したら、コータも電話に出て
帰って来ているとのこと。

なんとか、コータが起きている時間に帰宅、
「ぐりとぐらのおきゃさくま」を読んで
寝かしつけていると私も寝てしまった。

深夜、娘“かの”の夜泣きで目が覚めて、
忘れないうちに、コータの枕元にプレゼントを置く。
眠りたいのだが、なかなか眠れず、軽くお茶漬けを食べて後悔。

朝、目覚めて、プレゼントに気がついたコータ、
「父さん、見て見て、サンタさん、来たよ!」
と興奮気味に笑顔。しばらくあって、
「どうやって、入って来たのかなぁー。」と。

答えにつまっていたら、コータは包みを開けて、
一足早く、じいじにもらったプラレールと共に
手にもって楽しそうだったので、そのままにしておいた。

2009年12月22日火曜日

新しいバッグ

大安。寒いが晴天。
少し早いが妻からのプレゼントのバッグをおろして、出社。

仕事を初めてから、
最初は、学生時代から使っていたリュック、
約5年・porter networkの3way
約5年・Karrimorの3way
そして、今回、mandarinaduckの3way
おそらく5年くらいは使うだろう。

3wayなのは、
仕事でMacbook proを持ち歩くこともあり、
私は、なで肩(かつ猫背)なので、
ショルダーよりはリュックで使える方が便利なこと、
でも、打ち合わせでジャケットやスーツ着用のときは、
ブリーフケースとしても使えるので使い勝手からの選択。


2009年12月21日月曜日

星新一ショートショート関連のお知らせです

放送のお知らせですm(__)m

2009年12月28日 夜11:45〜
NHK総合「星新一ショートショート特集」
国際エミー賞を受賞したBS2での特集を再放送
「ボッコちゃん」「アフターサービス」「おーでてこーい」
「買収に応じます」「万能スパイ用品」「不満」
「不眠症」「ささやき」「ずれ」(順不同)

2010年1月2日(土)夜11:10〜11:55 
NHK総合「星新一ショートショートスペシャル」
6つの新作「無料の電話機」「新しい遊び」「マイ国家」
「凍った時間」「古風な愛」「午後の恐竜」を放送

年末年始、ご覧いただけたら幸いですm(__)m

/////

2009年12月24日(木)発売予定
絵本 星新一ショートショート

http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=200907000541

"TV界のアカデミー賞"国際エミー賞受賞番組を絵本化!
[ 著者 ]星新一
絵:外山光男 絵:田辺富士男 絵:パンタグラフ

[ 内容 ]"ショートショートの神様"の作品を気鋭のクリエイターたちが
映像化したNHK「星新一ショートショート」を絵本化! 
不思議な世界へいざなう3篇を収録。

2009年12月16日水曜日

ついったー

Twitterの使い方が、よくわからないまま、
とりあえず気になる人や、なぜかフォローしてくれる人を
フォローして、時々、携帯電話から見る、という日々が続いている。

実際には会えないものの、mixiやblogでなんとなく
つながっている友人、知人が、そちらにあまり書き込まなくなった、
と思ったら、Twitterにいたり、あまり面識はないけど、
いきなり仕事でつながったり、とやっと少しわかってきた。
私自身の書き込みは、仕事のぼやきが多いけれど。

2009年12月4日金曜日

読了

『【新釈】走れメロス 他四篇』森見登美彦
奇想と微笑―太宰治傑作選森見登美彦
『深夜食堂 5巻』安倍夜郎
『ONE PIECE 56巻』尾田栄一郎

2009年12月3日木曜日

師走

12月かぁ。

2009年11月24日火曜日

「星新一ショートショート」国際エミー賞コメディー部門最優秀賞受賞‼

「星新一ショートショート」
国際エミー賞コメディー部門最優秀賞受賞‼

参加してくれたクリエイターのみなさん、ありがとう、そして、おめでとう!世界一ですよ!
(なぜか、コメディ部門ではありますが(苦笑)

2009年11月15日日曜日

1111娘の寝返り

11/11に日付が変わってすぐ、まもなく4ヶ月の娘が
初めて、くるんと寝返りを打ったのを見た。

コータの時は、初めての寝返り、初めて立った、
とか見られなかったので、ラッキー!

///

12月から年明け、年度始めまで、
またバタバタをしそうだが、
家族といられる時間を大切にしたい。

2009年11月2日月曜日

De La FANTASIA 2009

De La FANTASIA 2009
10/30(金)、10/31(土)と行くことができた。

aus、sighboat、鎮座DOPENESS、
サケロックオールスターズ、そして、細野さん。

10/31は、幸宏さんのセットのみで、会場を後にした。

ドラマー祭りだったなぁ。
今年のライブは、あといくつ行けるだろう。

2009年10月30日金曜日

深夜食堂

食べ物、料理や酒にまつわる
小説、随筆、映画、漫画は、ついつい手にとってしまう。
食い意地がはっているといわれれば、それまでなのだが。

最近、偶然手にした漫画、
安倍夜郎「深夜食堂」が、いい。
そこで扱われる料理、人情話に魅き込まれてしまう。

http://www.comics.shogakukan.co.jp/midnight_dining/

小林薫の主演でドラマにもなっていた。
http://www.meshiya.tv/

初回、テレビの放送を見られずにネットで見たが、
配役も絶妙で、いい感じに緩い。

で、スタッフのクレジットを見ていたら、
フードコーディネイターは、飯島奈美さんだった。

今年、見た映画の中で、今のところ一番好きなのは
「南極料理人」なのだが、
これもフードコーディネイターは、飯島さんだった。
気取らないけど、おいしそうな感じ、が伝わってくるし、
なんだか、自分で作って食べたくなる。

これまで、監督、脚本家、カメラマン、役者さんで
映像作品を見よう、ということが多かったが、
飯島さんが関わった作品は、どれも見てみたい、
と思うようになった。

生きることは食うこと、食うことは生きること、
とても単純なことだが、そういう作品を見たいし、作りたい、と思う。

2009年10月26日月曜日

娘のお食い初め

かの(娘)が生まれて100日。
子供が一生食べ物に困らないように願って赤ちゃんに食べ物を食べさせる、
と同時に、歯が生えるほど成長したことを喜ぶという「お食い初め」。
日曜、妻の実家にて。

今週は、コータの幼稚園の入園受付、面接がある。
7,8,9と父ちゃん、仕事ばかりだったので
いろいろと先延ばしして来たこともやらないと。

2009年9月12日土曜日

ココ二ヶ月くらいで、みた映画

ココ二ヶ月くらいで、みた映画。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破」 
エンドレスエイト?パラレルなもう一つの物語として決着するのか?できるのか?

「サマーウォーズ」
面白かったけど、物語の都合のためのキャラクターが残念。

「ホッタラケの島」
3DCGと手描きっぽい表現の混合に違和感。
実写であれ、CGであれ、佐藤信介の描きたい世界は変わらず。

「20世紀少年 最終章 ぼくらの旗」
映画としてまとめられたのは、よい。でも、まぁ・・・。神木くん、よかった。

「南極料理人」
今年の一番。基本的に何にも起こらない、料理を作る、食う、男たちのコミュニケーション。
劇的な展開が無くても、登場人物のささいな心情と行動で、充分楽しめる。勇気づけられた。

「BALLAD-名もなき恋のうた」
山崎さん、もう好きなものを作ってもいいんじゃないでしょうか。
新垣結衣はよかった。

なんだか、家族、仲間、コミュニケーションみたいなものが語られるものを見てしまったなぁ。
そんな中、一番何にも起こらない「南極料理人」が一番、心に残った。
料理がテーマの小説、エッセイ、映画が好きなこともあるが、
こういう物語のあり方に可能性を感じる。

2009年8月10日月曜日

夢の島、2回目

暑さの中、入場で消耗。

2つのステージが、休憩無く交互にノンストップのため、
体力、気力の問題、そしてお手洗い、食事、
喫煙で場所を離れること数回、
と全てのステージをじっくりとは、
味わえなかったが、ハズレ無しの音の響きを堪能した。

ちょこちょこ追記します。

mi-gu
1:pulling from above
2:spider
3:Choose the Light
4:from space

pupa(ピューパ)
1:Jargon (登場SE)
2:Unfixed Stars
3:At Dawn
4:Sunny Day Blue
5:Let's, Let's Dance
6:If
7:Creaks
8:Anywhere

コトリンゴ
1:こんにちは またあした
2:colormaker
3:chocolate
4:おいでよ

LOVE PSYCHEDELICO
1:Freedom
2:Free World
3:Last Smile
4:Lady Madonna〜
NICE AGE(Yellow Magic Orchestra)

高野寛
1:ベステンダンク
2:Black & White
3:虹の都へ
4:夢の中で会えるでしょう

Y.sunahara
1:Tomorrow
2:Earth Beat
3:Balance
4:Population
5:Lovebeat

ASA-CHANG&巡礼
1:Jippun
2:影の無いヒト

スチャダラパー
1:今夜はブギーバック
2:BD発言
3:Under the Sun
4:Get Up And Dance
5:Hey! Hey! Alright
6:Good Old Future
7:ライツカメラアクション
8:サマージャム'95

THE DUB FLOWER(いとうせいこう,DUB MASTER X,かせきさいだぁ≡&More)
1:からっぽフレーバー
2:傘がない〜EXODUS〜

CHARA
1:やさしい気持ち
2:Junior Sweet
3:Breaking Hearts
4:月と甘い涙
5:Call me

グラノーラ・ボーイズ
1:I can't help it
2:Witch tai to
3:サボテン
4:どですかでん

ムーンライダーズ
1:ヴィデオ・ボーイ
2:シリコン・ボーイ
3:Come Up
4:冷えたビールがないなんんて
5:夢が見れる機械が欲しい
6:くれない埠頭レゲエ
7:ヤッホーヤッホーナンマイダ
8:BEATITUDE

相対性理論
1:LOVEずっきゅん
2:地獄先生
3:ペペロンチーノ・キャンディ
4:テレ東
5:品川ナンバー

Yellow Magic Orchestra with 小山田圭吾・高田漣・権藤知彦
1:Hello, Goodbye
2:Rescue
3:Thousand Knives
4:The City of Light
5:Tibetan Dance
6:Supreme Secret
7:Still Walking to the Beat
8:Riot in Lagos
9:Rydeen 79/07
EC Fire Cracker

以上、公式ブログより

2009年8月3日月曜日

週末

金曜、母が上京。孫娘と会うために。
それに併せて、妻、コータ、娘かのこも一時帰宅。
私は、仕事で終電となり、土日。
何もせずにのんびりと過ごす。
でも、母は疲れたと思う。

日曜、夜バタバタと羽田空港に
コータと見送りに行く。
JALのシステム障害で、
搭乗手続きも、出発も遅れたようだ。
さらに疲労が重なったと思う。
でも、来てくれて、ありがとう。

夜、家族で枕を並べて眠る。
何度か、娘の泣き声で、目が覚めた。
月曜の朝、5時半に目が覚めて眠れなくなり、
仕事のメールの返信、精算を少し。

家族と会えるのは、また週末。

2009年7月27日月曜日

娘の名前

日曜、睡眠不足ながら、ココのところ早起きだったので、
7時には目が覚める。不在通知の郵送物を受取を待ちながら、一気に洗濯。
午後、妻とコータと7/17に生まれた娘に会いに妻の実家へ。
車両が、京急で少し、興奮。

コータと妻が駅まで迎えに来てくれて、
途中の公園で遊んだりしながら、向う。

一週間会わないと、娘の顔も随分変わっていた。
義母の口元、母の鼻、目元は妻に似ているかな。
でも、コータの赤ん坊の頃にとても良く似ている。
抱っこしていると、コータも甘えてくる。ごめんね。

昼、そうめんをすすり、コータと散歩して、昼寝。
夜、妻の誕生日(7/10)と娘の誕生(7/17)、結婚記念日(7/23)を
同時にお祝いしてもらう。
義父と義妹と一升瓶サイズの黒ビールを飲む。
コータと義母と義妹と少しだけ、花火。

その後、命名会議に入るも、12時を越え終了。
今朝、以前から、妻が思っていた名前に決める。
ひらがなの名前。いい響きだ、と思う。

出生届に記入をして、区役所に提出。
浅草が近いので、浅草寺と三社さんにお参りして、出社。

さて、次に会えるのは週末だ。
父ちゃん、がんばります!

2009年7月26日日曜日

睡眠不足、握手、音の響き

24,25と番組収録。放送は来年、5月。
睡眠不足で、体調は、よろしくない。
が、24、いきなりの握手で、目が覚めた。

多くの出会いが、重なって、広がり、
音の響きの渦に、体が震え、なんども涙が出た。
また、多くの魅力的な響きと出会えた。

25、続き。小編成。この続きが、楽しみだ。

1つ、環境への配慮って、金も時間もかかるなぁ、と実感。
意識を持つだけでなく、実践するのは、難しい。一歩一歩。

娘の名前を決めなくちゃ。

2009年7月21日火曜日

7/17娘の誕生

7/16、いよいよ生まれそうだというので、
会社を急遽休んで、病院へ。
待ったのだが、その日はおさまった。
家に帰るよりは、妻の実家に泊まらせてもらった方が
もし、夜にはじまってもタクシーで間に合うと思い、
携帯電話をもったまま、うつらうつらして朝になる。

7/17朝、ギリギリまで迷い、妻の実家から会社へ向う。
途中、家で資料をピックアップによって、
各所に連絡していると、もうはじまる、との連絡が。
迷って、電車に乗って、病院へ。

気持ちは焦っていても、電車のスピード以上には
進むことができない。
電車からバスに乗って、産科に入ったら、
助産士さんから、立った今、生まれました、と。
ごめん、間に合わなかったよ。

立ち会い出産用の部屋に入ると
妻がベッドで大粒の涙を流して、待てなかった、と。
なんにも悪く無いのに。こっちのほうが、ごめん。
義母とコータが待ち合いにいた。

赤ん坊は、3350グラムの大きな女の子。
母子ともに健康で、よかった。
余韻にひたることもなく、仕事の連絡が入る。
家族で面会して、まもなく、私は仕事へ。
後ろ髪ひかれる、というのはこういうことなんだな。
切ない想いと、なんで、
こんなときに家族といられないんだ、という思い、
でも、仕事も行かないと進まない状況、
気持ちがこんがらがって、電車を乗り継いで2時間後には渋谷。

///

7/18は、病院にも行けず、
7/19は、午前中少しだけ顔を見に行って、仕事
7/20も、結局、夕刻から仕事
7/21、無事退院、でも仕事で行けず

///

父ちゃんは、こういう悩みがあるのだな。

2009年7月8日水曜日

七夕満月月食

昨夜は、七夕満月月食。

星はあまり見えなかったが、
ときおり、雲が流れて、
美しい月を見ることができた。


2009年7月5日日曜日

7/4のこと

金曜の夜、終電一本前で、帰宅。落ちる。

土曜、故三沢光晴選手の献花式だったが、
結局、参列することを断念した。
ニュースでは、2万6千人が参列したとのこと。
多くの人に愛された三沢さん、安らかに眠って下さい。

私は、妻の実家へと向った。
今月には、生まれてくる二人目の子どものための準備。
コータとも数日ぶり。赤ちゃん用の専門店で買い物をする間、
義父が、コータとキッズコーナーで遊んでくれた。
ここのところ、雨だったり、妻の具合もあって、
なかなか、思い切り体を動かして遊べなかったので、
とても楽しかったようだ。

夕飯をごちそうになり、出産前の妻に髪を切ってもらう。
終電で、ひとり家に帰り、日曜の仕事の準備をして眠る。

今を生きること、を考えされた。

2009年6月27日土曜日

「音楽の聴き方」

仕事の資料として手にとった本

「西洋音楽史-「クラシック」の黄昏-」の
著者、岡田暁生さんの新作「音楽の聴き方」。

以下、日販MARCより

>音楽の聴き方は自由だ。
>だが、誰かからの影響や何らかの傾向なしに聴くことはできない。
>その仕組みを解析し、聴き方のヒントを伝授。
>自分の聴き方に自覚的になり、もっと楽しく音楽とつきあえるようになる1冊。

ずーっと、自分はなんで音楽を聴いているのか、
しかも、たかが知れているが、時間もお金もかけて、
そんな疑問が、ちょっとだけ解けた気がする。

//////

私は、岡田先生の著書は
「西洋音楽史」のみの拝読で、甚だ勉強不足である。
しかし、「通史」として「西洋音楽」を
捉えるという視点にとても興奮した。

私は、今の巨大なアメリカ文化の影響下にある
ポップミュージック、ブルース、ロック、ジャズ、ポップスを
主に聴いている1970年生まれだ。

デジタル技術によって生み出される
IDM(ntelligent dance music)、
エレクトロニカ、フォークトロニカと呼ばれる分野が
面白いと思って、聴いている。(それだけではないが)

パソコンのスペック、ソフトウェアの飛躍的な向上、
また、インターネットによって、
楽器音、人の肉声、環境音、デジタルノイズも等価な音素材として
デジタルのファイルになり、それを構成して作られるコンテンツの面白さに
魅かれながら、その音の響きが、ライブで再現される時には、
生身の人間が奏でる音に一番魅かれる。
楽器から発せられる音だけでなく、
その環境での響きが、どうしようもなく好きなのだ。

いわゆるクラシック音楽は、
手元に200枚前後のCDがあるだけで、
その内訳も、ブラームスの4つの交響曲だけ、
10の指揮者とオーケストラという偏り。

ジャズも、 マイルズ、エヴァンス、コルトレン、モンクといった
モダンジャズの巨人たちが別格としてあって、
スタンダードナンバーといわれるものを
プレーヤー別、編成別、年代別に聴くという、ぬるいファン。

結局、たまたま耳にして、好きになった楽曲のみを
演奏者、指揮者、録音年代違いで
聴き比べてみて、自分にとっての「この一枚」に辿り着いたら
そればかりを聴く、という浅はかな聴き方しかできないまま。

そのたまたま出会ったクラシック音楽も
子供の頃に見ていたNHK「音楽の広場」(芥川也寸志さんの司会)、
映画音楽のサウンドトラック、
NHK-FM吉田秀和さんの「名曲の楽しみ」というのがほとんどだ。

自分にとって新しい領域に関わる時には
まず、概要が把握出来そうな資料を探して、
読むというところからはじまる。

最初のガイドとなる本、人物が面白い、というのは
その後の興味への持続に関わってくるので、
の語り口は、ドキドキしながら読み進むことができた。

「音楽の聴き方」も、「型」を知り、
自分の感じたことを、自分のことばにしてみれば、世界が広がる、
という、「型より入りて、型より出よ」である。

これは、音楽だけではない。仕事も遊びも生き方もそうだろう。
憧れでも、手本でも、いい師匠でもいい、
目指すものの型を学び、自らの言葉で、
他者とコミュニケーションする。
きっと、それが「楽しい」のだな、と。

2009年6月19日金曜日

京都、中目黒

一昨日、京都へ日帰り出張。打ち合わせは、非常に興味深く、楽しかった。
予定よりも早く終わり、5年ぶりに少し、京都を歩く。
路地の向こうから、亡き上司がひょっこりと出てきそうで、不思議な感覚だった。
いろいろと行きたいところもあったが、まぁ、仕方ない。
でも、プライベート訪れる機会がこの先、あるだろうか・・・。

昨夜、中目黒にて、あるDVD制作のお疲れ会。楽しい夜だった。

2009年6月15日月曜日

砂場

土曜日、2週間ぶりに休み。

少し、遅めに目が覚めるとコータが
砂場遊びのセットをもって待っていた。
朝食をすませて、二人で近所の公園へ。

これまで、私が行く時は、
同じ公園でも滑り台にまっしぐらだったのに、
その日は、砂場遊び用のバケツを抱えて一目散に
砂場へダッシュ。

バケツに水が入ると、砂を混ぜて、
空き容器に入れて、
それは、コーヒーだったり、
アイスクリームだったり、ゼリーになった。

山を作るとか、川を作って水を流すとかでなく、
食べることに直結しているのが、
争えない血なのだろうか・・・。(苦笑)

二時間ほどいて、少しずつ道具を片付け始め、
コータが自分でちょっとこげるようになったブランコ、
滑り台を数回、回旋式の遊具を数週やったところで、
自分から、「じゃ帰ろっか」と。

昼にざるそばを食べて、私は、昼寝。
午後からも出かけるつもりだったが、
私が起き上がることが出来なかった。ごめん。

コータが、お兄ちゃんになる前に
あと何回、いっしょに遊べるだろうか。

回数が少ない分、父ちゃん、覚えておくよ。

三沢光晴

6/13、三沢光晴が試合中に亡くなった。

二代目タイガーマスク、
超世代軍、四天王時代、
馬場さん、鶴田さんの死、
そして、ノア。

最近は、会場で観戦することもなくなり、
地上波も打ち切りになってから、その姿を見る機会も減っていた。

///

三沢のプロレスは、美しかった。
会場の大小、席の場所に関わらず、テレビで観戦しても、
しなやかな動き、技の華麗さ、相手の技を受け切ってからのフィニッシュ、
試合の構成、デザインに毎回うならされた。

超世代軍時代、ジャンボ鶴田という超えるべき壁を失い、
その役はハンセンだった。

技の危険度が高くなる一方の四天王時代、
当時、若手の秋山も含め、三沢最強という認識は変わることがなかった。

他団体の選手との試合でもそれは変わることはなかった。
ただ勝つだけの試合でいいのかよ、
という投げ掛けをしていたように感じていた。

結局、誰も三沢を超えられなかった。
試合の勝ち負けではない。
プロレスラー三沢を超えていくことが、誰も出来なかった、と思う。

ノアでは、丸藤、KENTAといったジュニア勢が、
新しい流れを作りつつあるが、ヘビーには、いない。

武藤との夢の続きも、もうない。

リングに散った三沢さん、
これまで、ありがとう。 私にとって、プロレスは三沢でした。
あの美しいプロレスを見られないのが、残念です。

2009年6月7日日曜日

66

AXへ駆け込んだ6/6。
57歳、高橋幸宏のライブであった。

新譜のリリースに併せて、
リマスター、リイシュー、ベスト盤の発売があり、
サービスでアルファ、EMIイヤーの楽曲をやるかと思いきや、
「page by page」,「blue moon blue」からの楽曲で構成され、
あくまでも現在進行形、ポップミュージックのフィールドで
新しい音を展開し続ける幸宏さんにグッときた。
言葉は、良く無いが“意地”を見た(聴いた)。

半分pupaな、権藤、髙田、堀江の奏でる音、
安定した鈴木正人のベース、
千住宗臣の若くシャープなドラム、
ゲスト、Valerie Trebeljahr (Lali Puna)の歌声、
小山田圭吾 のギター、どれも、素晴らしかった。

2009年6月5日金曜日

石田 多朗君

「星新一ショートショート」では、様々な出会いがあった。
アニメーションや、映像のクリエイターだけでなく、
音楽をつくる才能にも出会った。

DVDには、収録されなかった「ひとつの装置」(アニメ:小柳 祐介君
http://www.koyanagi-yusuke.com/)、
DVD版「こん」(アニメ:石橋 加奈子さん
http://www.kanako1484.com/)の 音楽を作ってくれた石田 多朗くん。

現代音楽、アンビエントダブ、
エレクトロニカ、フォークトロニカ、 80'sテクノポップ、と
“今の音の響き”を紡ぎ出す才人。

そんな石田くんから、アートブックとCDが届いた。

http://grand-finale.info/

>音楽と楽譜の組み合わせ、という斬新さ。
>楽譜を見ながら音楽を聴く、音楽を目で追う、
>という古くも斬新な楽しみを、
>今だからこそ楽しめるスタイルで作り出した。

>ものの捉え方が変わる体験。音楽はそのままでも楽しめるが、
>楽譜を見ながら聴く事で音楽の構造が分ったり、
>詩的なイメージを喚起し、音楽の聴こえ方が変化する。
>これはデザインの重要な要素の直接的な表現と言える。

>曲の構成、コンセプトに忠実なデザイン構成を展開した。
>バラエティ豊かな楽曲の一つ一つに合わせるように、
>楽曲の個性を視覚的に、そして物質的にも演出しつつ、
>全体として統一感のあるデザインに仕上げた。

>一言でいうと、10曲入りアルバム+10曲分の楽譜セットです。
>CDのみの販売もしています。

楽曲は、iTunesでもDL購入可能、
石田君の
http://www.myspace.com/taroishida
でも、一部試聴可能。

別ユニット「CRYSTAL」も、興味深い!
http://www.myspace.com/ccccccrystalllllllll

2009年5月24日日曜日

captain

仕事は、相変わらずエラいこっちゃな日々。

昨年から今年の4月まで、がっつりと関わったコンテンツが、
DVD-BOXになって、発売された。
パッケージがちゃんと店頭に並んでいるのは感慨深い。

体力的に厳しく、抱えている物量が多過ぎてこなせず、
愚痴の一つも言いたいこともある。

が、カタチが見えて来て、
これは確実にいいものになる、
と思える段階に来ると、
面倒なことも進められる。

今日は、某所である企画の最終打ち合わせ。
これは、凄いことになってる。
構想はcaptainのもので、
それをクリエイターが集まって映像化。
スケジュールは、かなりタイトなのだが、
みんな本当に凄い。
captainが、本気で気に入ってくれているのが嬉しい。

現場の進行として、できることは限られているが
それでも、これは見て欲しい、と思えるものになりつつある。

2009年5月21日木曜日

「広告批評」最終号

ずーっと立ち読みする雑誌だった「広告批評」も最終号。
年に数号は、購入していたが、基本は立ち読み。
最終号は、分厚く読み応えがありそうなので購入。

老舗雑誌の休刊、廃刊も珍しくはないが、
これもまた一つの時代の変わり目の象徴的なものだ。

思い出してみると、個人的にも
FM放送のエアチェックのために「FMファン」、「FMレコパル」、「FMステーション」、
読みたいけど、買うほどではなかった「ビックリハウス」(これも最終号だけは買った)
双葉十三郎さんの「ぼくの採点表」を読むために「スクリーン」、
ピーター・バラカンさんのコラムを読むために「シティ・ロード」、
86-88は、アフターYMOのための雑誌「テッチー」、
F1速報誌「GPX」(F1 Grand Prix Xpress)、
買えもしない服のデザイナーの歴史、哲学を
読むのが楽しかった「MR.ハイファッション」等々、
読んでいた雑誌がなくなっている。

自分のこれまで関わって来た、
今、関わっているテレビ番組も役割を終える時が来る。
なにかを残せているのだろうか。

2009年5月13日水曜日

39

朝、いつもより少しだけ早く起床。

嫁様とコータが、ケーキを持って
『はーぴーばーすでー』を
歌って起こしてくれた。

ケーキは嫁様が焼いてくれたチーズケーキに
イチゴがデコレーションされていた。

照れくさかったけど、うれしい朝。

不惑が、見えてまいりました。
夏には、第二子。父ちゃん、がんばらないとなあ。

2009年5月6日水曜日

コータ三歳

昨日、5月5日、コータの三歳の誕生日。

じいじ、ばあば、ちーたん(コータのおば)といっしょにお祝い。
熊本のじいじ、ばあばからもプレゼントが贈られて来た。

嫁様と私はプレゼントに悩んだ。
で、結局、落書き用の画用紙、折り紙、
クーピー、セロテープ、子ども用のはさみ等にした。

お下がりでプラレールをいただいて、
じいじとばあばの家にあずかってもらっている。
時々、それで遊ぶのはとても楽しそうだ。

コータは、我が家では、レゴを繋いで、それを電車に見立て、
畳のふち、襖の桟をレールに手でブロックの電車を
口で効果音をつけて、走らせている。
それが、なかなか、いい感じなのである。(親ばか)

今は特に、手で触れること、実物を見ること、
想像する楽しさをたくさん経験して欲しいな、と思う。

これから、成長していくと、学校などで、
テレビのモニターで、楽しんだり、情報を得たり、
コンピューターのデスクトップ上で何かをすることが多くなるだろう。

その時に、ヴァーチャルなままでなく、
実際に見たり、触れたりすることが先にあって欲しいのだ。

例えば、本物の電車があって、写真や本で
他にたくさんある車両の種類や名前を覚え、
それぞれの車両にどんな役割があって、
どんな場所を走っているのか、
どんな人たちが乗っているのか、動かしているのか、
動かすためにどんなことをしているのか等々の
知識が増え、実際に走っているところを見て、
また、家の中では、ただのブロックだったり、箱を電車にして、
想像を拡げて遊ぶ、そこからいろんなことを体感していって欲しいな、
友だちをたくさん作って欲しいな、そんな親の勝手な願い。

散歩に行こう、滑り台しよう、
空を見上げて「月が出るねー」、
駅のホームで、電車を見て興奮し、
音を聴いて、「いい音だねー」とはしゃぐ
コータよ、元気に成長してね!

2009年5月4日月曜日

springfields '09

http://www.springfields.jp/

昨日、嫁様、コータと日比谷野音へ。
オープニングアクトは間に合わず。

EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX
SAKEROCK
ー清水 宏
LITTLE CREATURES
Port of Notes 
ー清水 宏
細野 晴臣

感想は、また。

2009年5月3日日曜日

Blues

忌野清志郎さんが、逝ってしまった。

Bluesの旅。

私は熱心なファンではなかったが、
それでも、普通にそこにある音楽、声だった。

寂しいよ。清志郎さん。

2009年4月19日日曜日

Yellow Magic Orchestra とYMO

WORLD HAPPINESS2009
8組の出演者が発表になった。

第一弾、HASYMOとして名前が出ていたのが
Yellow Magic Orchestra に変更となり、
妙に騒がれている気がする。

Yellow Magic Orchestra という名義になったことで
散開前のYMOを期待してしまうファンが集まって、
ネガティブな反応が多くなったりしなければいいな、と思う。
聴き続けているファンとしては、
毎回どんな響きを聴かせてくれるのかが楽しみなのだ。

昨年は、ロンドン、ヒホンを経由して、
全9曲、細野さんのベース、幸宏さんのドラムで、
ファンクバンドとして強烈なかっこよさがあった。

pupa、ソロ「Page by page」で
ポップなエレクトロニカをやりつつ、
小坂忠さんのアルバム、ライブではドラムを叩く幸宏さん、

「out of noise」をリリースし、
ピアノでのライブを行っている教授、

月一でゆるい(失礼)ライブをやりつつ、
テレビ、アニメの音楽を作り、
かつ歌謡曲BOXが出る細野さん、

この3人が、今年の夏に集まってやるライブは、
楽しみで仕方ない。

Sketch Show + Ryuichi Sakamoto、
Human Audio Sponge(HAS)、
HASYMO、Yellow Magic Orchestra、
名前はどうだっていいじゃないか、
そこに、新しい響きがあるのなら。

2009年4月16日木曜日

princeの3枚

http://www.bounce.com/news/daily.php/18736?K=prince
https://www.lotusflow3r.com/th3b0mb.html

前作は、イギリスの新聞のおまけ、
今回は3枚組で、アメリカtarget限定で、
現地価格は、1200円程度。やるな、プリンス。
日本だと輸入盤を買うしかないのだが、
こういう試みは、面白い。

DRMフリーとか、小賢しい感じがする。
聴きたいものは、CDで買いますよ。
当然、全部は無理だけど。

2009年4月14日火曜日

厄除け、厄払い

金曜夜、会社の社員総会後、
質問が来て、話し込んでしまい
帰宅は土曜の午前3時半。
倒れるように眠って、
午後から嫁様の実家へ。
夏のような天気で、駅まで迎えに来てくれた
嫁様とコータと散る桜の花びらでしばし遊ぶ。

翌朝、嫁様の厄除けで、笠間稲荷まで。
自動車の運転は、いつも義父m(__)m
高速料金の値下げの日曜だが、
混むこともなく、すんなりと到着。
立派な社殿で、義父母、嫁様とコータ、
私も入り、祈祷を受けた。来年、私は前厄だ。

祈祷後、神社の前を歩いて、
自動車で、「黄門そば」に移動、昼食。

守谷ICで、水戸納豆を買ったり、
買い食いして、帰途へ。
義父が運転しているにも関わらず眠ってしまった。

久々の休日だった。

2009年4月8日水曜日

桜を愛でることもなく

今年の桜もそろそろ、終りか。

ゆっくりと見ることも無く、なんとなく視界に入る桜に
あぁ、春だな、と感じる。


2009年4月4日土曜日

MAYA MAXXさんのらっこちゃん

ここ数日、仕事でイライラしているのか、どうにもよろしくない。

と、心の親分MAYA MAXXさんの個展初日で、
仕事の合間を抜けて、挨拶に。

コータ、嫁様とも待ち合わせて、
時間を少し過ぎて、倉庫の中にあるギャラリーへ。

そこには、缶ビール片手に
おしゃべりしながら、絵を描くMAYA MAXXさんがいた。

気さくに、コータをみて、
おっきくなったねー、と。
で、「らっこちゃん」の絵本にサインまでいただく。

親分、すみません。オレ、頑張るっす。

明日も仕事です。(今も)

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MAYA MAXX展
2009年4月4日(土)〜5月9日(土)
火〜土 12:00〜19:00/ 日・月・祝日休
KIDO press
http://www.kid

MAYA MAXXさんのコメントより

ただただ生きていることの素晴らしさを表現したかったんです。

何かをするからいいのではない。
何かができるからいいのでもない。
生きている、それがもうすでに素晴らしいことなんだ!と言いたかったのです。
良い意味で今まで描いてきたもののなかで一番いい加減です。
でも、かけた自分がすごくうれしかったのです。
なるべく楽に考えずに絵を描こうとしています。でもなかなかそれは難しい。
その中で自分でも意外なくらいいい加減に楽に描けました。
不思議なくらい。
それを見ていただけるだけでもいいかな?と思うくらいです。

数々のラッコがあちこちすいすい泳いでいるのを見に来てください。
多分「ま、いいか!」と思っていただけると思います。
だってラッコってそういう生き物ですから。
そしてMAYA MAXXも。