2008年11月17日月曜日

容疑者Xの献身

堤 真一主演の映画だ。

2008年11月14日金曜日

風のガーデン

「風のガーデン」6話を見た。
仕事で見られないことが多く、間を飛ばして。

でも、この静かなドラマ、
非常に丁寧に作られていて
ちょっとしたシーンに唸ってしまう。
異化効果、回想も織り込まれるのだが、
すんなりと入っていける。

「その日のまえに」も、
こんな演出の方向もあったのではないか、
と思うのだった。
それは、好みの問題、
と言われればそれまで。


2008年11月12日水曜日

その日のまえに

「A MOVIE」ではじまる大林映画。
(リメイクの「転校生」も悪くなかった)
重松 清の原作を読んだのは、2年くらいまえか?

VFXの技術が進み、リアル指向の映像作品ばかりの中で、
これは合成です、これは照明です、それは演出の意図なんです、
異化効果が随所に表れる相変わらずの大林映画である。

10代の時にときめいたその映像マジックは
今は余計だ、とさえ感じてしまう。
生と死の境界線が曖昧に混在する映像表現が
この物語を描くのに必要だったのだろうか。
まぁ、それが大林 宣彦が監督する映画、
とわかってはいるのだが。

他の短編を潜り込ませたのは、
全て、市川 森一氏によるものなのかはわからないが、
宮澤 賢治の「永訣の朝」とか、クラムボンの件は、
あんなにいらない、と思った。

永作 博美と南原 清隆演じる夫婦の物語だけで
私は十分に気持ちを揺さぶられる映画だった。

永作 博美が素晴らしい。

(追記)
「キネ旬」などでの対談、インタビュー等で
いくつかの疑問は、解消された。
それは、大雑把に言うなら原作の行間を映像化する、
という当たり前のことを監督の語り口でやっている、
ということだ。でも、「映像の魔術師」と
呼ばれた大林 宣彦監督のイマジネーションは
今の時代に、それを監督固有の語り口として
大林映画のファン以外にも
受け入れられるのだろうか、という疑問は残る。

それは、今、自分が曲がりなりにも映像制作の末端で
小規模な作品づくりに関わっているから出てくるものなのだ。

2008年11月10日月曜日

下御隠殿橋

先週は、月、水、土とMA。

日曜、嫁様とコータと都営浅草線から京成を乗り継いで、日暮里へ。
目指すは、嫁様とコータは、一度来たことがあるという
駅からすぐ側のトレインミュージアムともよばれる下御隠殿橋。
山手線、京浜東北線、常磐線、東北・上越新幹線、京成線などが一望出来る
電車好きには有名なビューポイントとのこと。

コータと同じくらいの男の子が先にお母さんといて、
電車が見えるたびに、早押しクイズのように
電車名を叫んでいた(笑)

肌寒く、あまり粘れず、日暮里駅前の手打ちラーメン「馬賊」で昼食。
店内には、バンバン、と麺を手打ちする音が響き、
コータは、驚くことなく、笑顔で見ていた。
店おすすめの担々麺は、ピーナツオイル使用とのことで私は断念。
食べられないものは、あまりないのだが、この落花生だけは
アレルギーがあるので仕方ない。普通のラーメンを注文した。
さすがに手打ちの麺は、美味しかったが、スープは貧弱で残念。
でも、手打ち麺と同じ生地の餃子は食べ応えがあった。

そのまま、山手線で、有楽町に移動して、
雨の中、銀座熊本館に行く。
赤酒や球磨焼酎、ほうじ茶、柚子胡椒を買って帰宅。
疲れもあって、昼寝。

夜は、白菜、春菊、えのき茸、しめじ、豆腐、マロニー、豚肉で鍋。
ライオンズの日本一を眺めつつ、コータと遊び、就寝。

年末年始の帰省、どうするかなぁ。

2008年11月3日月曜日

旅立つ伯母、風のガーデン、赤塚不二夫さん

伯母がなくなった83歳だった。
通夜にも葬儀にも行けなかった。
83歳にもなると、なんとか都合のついた親戚くらいしか参列できず
少ない人数で寂しく静かだったらしい。

土曜、伯母の葬儀は終っているものの帰省しようかとも考えたが
ここ数週間、休みがなく、風邪を引いているようだったので一日、休んだ。
コータも嫁様も風邪を引いていて、苦しそうだ。

夜、亡くなった緒形 拳さんが最後に出演したドラマ「風のガーデン」。

嫁様が録画してくれていて、一気に三話を見た。

死に直面した男の物語。重い、でも、静かだ

引き続き、赤塚不二夫さんの追悼番組を見た。
テレビとしての演出はさておき、
可笑しく、重く、響いた。

連休中日の日曜、容赦なく仕事の連絡が入る。
急遽、対応せねばならず、休みが休みではなくなった。
夜、先週の日曜に収録した番組が、
教育テレビでも放送された。

番組の企画、各学校、個人への連絡、
初動は私だったが、他の番組の制作と被り
結局、途中は現場に任せきりになった。
スタッフロールに私の名前は無い。

仕事を初めて、スタッフとして名前の残らない
番組・コンテンツばかりやってきたので
特にどうということはない。
名前を残すより、確実に自分が関わったものが
世に出て、たとえほんの少しの人にでも
何かが残ってくれればいい。

月曜、嫁様は体調が良くないまま仕事。コータは嫁様の実家へ。
私も仕事。