「アバター」
3Dでは、見ていない。
SF版「ダンス・ウィズ・ウルブス」な物語。
「ナウシカ」「ラピュタ」「もののけ姫」の影響、
「エヴァ」、「地獄の黙示録」、ガイア理論、
と元ネタ探させるのも今時な印象。
反アメリカ(反軍事)を感じさせて、
かつこれが、ヒットしているという事実が、すげーな、と。
でも、疲れました。
「ゴールデンスランバー」
伊坂幸太郎の原作未読。
日本で、現代(それが少し近未来であれ)を舞台に、
フィクションを実写ベースで作るのは、
観客に虚構(嘘)のレベルを一定にして差し出すのが非常に難しい中、
架空の日本で、アクション、ミステリーを、というのではなく、
それを舞台にして、堂々と絆、信頼を描いていることに好感をもった。
伊東四朗「父親」、木内みどり「母親」ほか、
ベンガル、でんでん、柄本明、
主人公を信じて助ける人たちはもちろん、
濱田岳、永島敏行など、隅々まで、キャスティングにはずれがなく、
2時間半楽しめた。おいおい、と突っ込みどころもたくさんあったが。
「かいじゅうたちのいるところ」
予告のふわっとした感じを期待したのだが、
ちょっと現代っぽい家庭を入れすぎたかな、という印象。
主人公マックスの心情をかいじゅうたちにバラまいて描いたのも
うまいと言えばうまいし、もっと無邪気なものを見たかった気もする。
かいじゅうたちは、きぐるみをベースに表情はCGで足したようだが、
ふさふさの毛が妙に印象的で、スパイク・ジョーンズの映像のキレは
相変わらず素晴らしい。でも、コータとかのにはまだ見せたく無い。
昨年の「パイレーツ・ロック」「アンヴィル」とか
書いてなかったな・・・。
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